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強くて優しいお姉さんが怪物に嬲られて悲鳴をあげちゃう系RPG、という紹介文に惹かれて体験版をプレイ、そのまま焦がれて、2か月待ちわびた作品であり、即購入。その判断にいささかの間違いはなかったと断言する。
これで未完成?　現時点で十分な戦闘力、エロい奴にはそれがわかるだろう、まさに完璧、あまりに完璧な作品といえる。
それは、現時点で体験版の五倍敵がいる、という言葉だけで十分証明できるはずだ。
一方で、確かにやや癖が強いサンプルCGと紹介文に若干の忌避を抱く可能性も否定はできない。
世相もそうだろう。CGの美麗さばかりが強調されたゲームがコンシューマーを席巻しているように、また表紙が美麗で中身が……な同人が圧倒的なシェアを占めるように、いつしかゲームの製作から、製作者の情熱と信念が失われつつある。
この作品はそんな世相に抗い、同人としての気概を示しているといえるだろう。すなわち、己が信念を貫き、強くて優しいお姉さんが怪物に嬲られて悲鳴をあげちゃう、という欲望という名の情熱を昇華させたこの作品は、まさに最高の同人ゲームである。
以下、個人的に素晴らしいポイントを列挙する。
こだわりの演技……体験版をやればわかる。
こだわりのシチュ……体験版が序章だと知るだろう。特に着衣とはだけ具合が、もうたまらんですたい。
こだわりの内心ボイス……これが本当にわかっている。七割と三割のときにしか流れないのが残念なくらいだ。
未来への期待……一作目でこの完成度、アップデートも予定されているようで、追っかけがいがあるだろう。
ソシャゲで石買うよりはるかに安いのだ、作者様の紹介文を読んでちょっとエクレチオンしてしまった紳士は、迷わず買うべき、そうすべき。