舉報鑒賞

おっぱいとアナルで防御するシステムがブッ飛びすぎてて「やりたい放題すぎるだろ!」と興味を持ったので購入。しかも私が始めて購入した同人ゲームがコレですよHAHAHA!
この世のすべてから敵視されている、世界を滅ぼす邪神の弟を連れたおねーちゃんが「私達だけの幸せの場所」を探し求める物語。期待していたギャグ成分以上に、安らぎの地を求める悲壮な逃避行のストーリーにグイグイ引き込まれました。
期待していたギャグも光ってます。序盤で弟を想う姉の愛にホロリときた後の「思ってたー!」は、口一杯に牛乳を頬張った状態でプレイして欲しい。自己責任で。

前半と後半とで物語構成(?)がガラリと変わり「あれ?物語どうなるの?」と最初は戸惑いましたが、とにかく敵を撃破してサイコネクサスしていけば、それまで見えなかった物語の舞台裏が読めてワクワクした。率直に言うと「そこまで考えてこのゲーム作ってたの?奇想天外なアイデア頼りのバカゲーじゃなかったの?」と驚きました。

中二病設定とギャグとシリアス(尻assと書きたくなる)を全部足して、一般受けするために適度に薄めることは考えもしかなったような全力投球にもほどがあるゲーム。少なくとも私は嫌いじゃないぜ!最高だ!

★以下ネタバレ★
「もしも助けてくれるのなら～」は、おねーちゃんの気持ちを理非善悪を超えてこの上なく率直に表現していると思った。愛ってのは理屈じゃねぇんだよ!家族ってのは互いの幸せを願うものなんだよ!愛する者を守るためにはどんな手段にでも頼るんだよ!そしてそれは決して間違った事ではないんだよ!たとえ世界のすべてを敵に回す結果になろうともな!

私もこんなおねーちゃん欲しい。

あと職場で「おっぱいで真剣白刃取りしてケツで魔法を吸収するすげぇゲーム見付けた!」とステマしたらドン引かれました。でもいいゲームだもん、これ。大好き。