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前作の露出系魔法少女 ラブリィ☆リリィの前日譚として描かれる本編ですが、前作は1本道をなぞっていくようなストーリー構成だったのに対し、今作はオムニバス形式のようにプレイヤーにはあらかじめいくつかの選択肢が与えられており、自分の好きな順番でイベントを行うことができるためよりゲーム性の高い1品となっていました。

また、前作では若干戦闘シーンにもたつきがあり、単調な部分もあったのですが今作ではそれもしっかり改善されており豊富な技やカットインに加え、あらかじめHPを0にする技を覚えているなどこの業界特有の気配りも非常にありがたかったです。

イラストやシチュエーションもかなり洗練されており、抜けないイベントを探すほうが難しいくらい実用的でした。
羞恥系や露出系が好きな中でも特に、自分から能動的にやるのではなく『仕方がなく』や『強制的に』といった風のシチュエーションが好みなら間違いなく満足できると思います。