舉報鑒賞

恋愛色なしで、サッパリした研究員とのやりとりは非常に新鮮で聞きやすいです。
音の種類も非常に豊富で、「そんな音まで」というような音が入っています。とみみ庵さんの作品はどれも音が豊富ですが、研究ならではの音が多くあります。(内容は知らずに聞いたほうが面白いと思います。)
通常の作品であれば日常音としてすぐ過ぎてしまう音でも、研究としてリピートして長く聞かせてくれる点も嬉しい。
だからこそ高望みで「今の音ももっと長く!」とか思ったりする部分もあったり…全く、すがる思いです。
こんな研究所があるなら行ってみたいと聞き終わるたびに思います。

聞き手は男性を想定しているかとは思いますが、女性でも違和感や不快感なく聞ける作品なのも珍しく、魅力的です。

長くお世話になっているので、続編に期待を込めてレビュー。