舉報鑒賞

迷い込んだ異世界でサキュバスに保護され、バケーションに同行する話です。

　まず、寝過ごして回送列車に乗っていたら異世界に迷い込むんですが、駅名がきさらぎ駅というのがいいですね。遊んでます。
　そしていきなりの異世界語。サキュバスに舐められて耳に魔法を掛けられるまで、ずっと異世界語です。
　また、舞台が広いのがとてもいいです。小さな部屋や小さな店、小さな村で終わるのではなく、迷い込んだ異世界で豪華列車に乗り、海底を通って南の島まで行きます。
　駅のホームでのアナウンスやカモメの鳴き声、海底でのヒカリクジラの鳴き声。
　いいですね。男はこういうのが好きですよ。
　エロさだけでなく、面白さも楽しめるという点では、名作『深海生物コキ』にも通じるものがあると思います。
　こういう、エロ以外でも楽しめる作品がこれからも出てきて欲しいです。
　サキュバスものなのに、ムラムラよりワクワクが先んじるのは面白いですね。