レビューを報告する

  • 1.情報入力
  • 2.報告完了

このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。
この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください。

「つがいあそび」 へのレビュー

オススメ! 獣姦に行きつくまでの物語

2017年03月02日   きまぐれ猫 さん

このレビューは参考になった x 8人

レビュアーが選んだジャンル :

この作品はComic高の連載で知りました。
獣姦モノとしては変わった筋立てになっていますが、丁寧な心情描写と相まって、非常に良質な獣姦作品に仕上がっています。獣姦というジャンルに忌避感がなく、女性の心情描写で興奮できる方には、是非読んでもらいたいです。

獣姦モノの多くは、女性が強要される立場にあったり、元々獣姦の趣味があるのだとされていたり、獣(この作品では犬)が性の調教を受けていたりと、前提に非日常的な要素が目立つ事が多いように思います。しかし、この作品に登場する女性はどこにでも居そうな女子高生で、犬はお隣で飼われていても良さそうなペットです。
この普通の女子高生と犬の日常が、獣姦という非日常に行きつくまでの顛末が、とても丁寧に描かれています。その顛末も、一つのきっかけから転がり落ちるように、ではなく、背徳感を持ちつつも、一歩一歩踏み締めながら自分の意志で落ちていく様子だったのが、非常に自分の好みでした。行きつくところまで行って、愛犬との行為に耽っている所で、話の幕が落ちます。
唯一物足りなかったのがこの結末で、正直もう少し読みたいと感じました。この話の焦点は過程であって、その後には無いのだと思いますが、それでも、女子高生と犬の後日譚のような物が読みたいと思います。

その前提からして、強姦の延長としての獣姦を求める方にはお勧めできません。一人の女の子がいけない事に興味を持ち、非日常の世界に自らどっぷり漬かるまでの過程に興奮できる方には、強くお勧めします。背徳感を自覚しつついけない事に身をやつすという点では、露出に目覚める女の子のような話と類似性があるかも知れません。その手の話が好きな人にも、読んでみて頂きたいです。

* は必須項目です)

理由*