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「発情乙女カタログ」 へのレビュー

純愛、意外なほどエロ

2018年01月12日   ccc- さん

このレビューは参考になった x 1人

長年雑誌「ポプリクラブ」で活躍した、みやもとゆう先生によるポプリコミックス11冊目の単行本です。90年代から単行本を出しているベテラン作家さんですが、少女漫画的な柔らかい線と線数を抑えた絵柄で、その時代の「可愛い」を追究しています。当単行本は2014年初版ですが、2018年の現在でも十分通用する可愛さ&エロさです。

作風は基本ティーンエージャーの和姦・純愛・イチャラブ・ハッピーエンドです(教師&生徒あり)。不快感のある竿役は登場せず、どのカップルも祝福したくなります。プレイはノーマル、竿役が攻めで逆転シチュはありません。セックス慣れしているヒロインは皆無で、竿役のアプローチにメロメロになる展開で一貫しています。

純愛で少女漫画風の柔らかな絵柄となると、エロ濃度が気になる所ですが、竿役のねちっこい攻めと舌を出したトロ顔やアグレッシブな性器描写により、意外なほど実用的なエロ漫画になっています。純愛専門の縛りで長いキャリアは伊達ではありませんね。

お遊びの要素としては、各作品の登場人物が何らかの人間関係で繋がっています。ストーリーに影響しない扱いのためバラバラに読んでも問題はありませんが、あとがきに解説が出ているので、読み返しを楽しむギミックになるでしょう。

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