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1冊まるごと義妹縛り、作者6冊目の義妹シリーズ単行本です。お話は和姦でNTR等の曇らせ要素はありません。露出癖の義妹が深夜の学校で全裸になり義兄の元に向かう「どうなっちゃうのこれ」エンドはありますが、これはプレイの範疇でしょう。兄妹モノは破局を匂わせる不穏な展開になる場合もありますが、当作品では2人の蜜月に焦点を当てています。

構成は2話構成×3本と1話×3本で計9本です。雑誌のアンケート結果に応じて続きを描くスタイルとのことで、2話構成のシリーズはなるほど魅力的に感じます。

細めの描線で抑揚を抑えた絵柄。この芸風を無機質さ・清潔さのいずれに捉えるかは読者の好みでしょう。個人的には義妹モノという題材にマッチしていると感じます。当作品のヒロイン達はティーンエージャーでロリ要素はありません。一見ロリを思わせる外見でも、脱ぐと豊満なボディだったりします。

エロはスラリとした肢体と正確なデッサン、豊満なおっぱいにより、様々なアングルで痴態を拝めます。モノローグは作品により義兄・義妹のいずれかですが、濡れ場では口数が程々でエロに集中しやすいのは良いですね。

当単行本では巨乳義妹の柔らか描写がいい仕事しています。また水泳部エースで体力MAXの義兄にひたすら翻弄される義妹は大変良いものですね。