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「ひめさまおとし」 へのレビュー

オススメ! 外の世界を知りたい。ただそれだけだったのに...

2019年06月15日   ダイコン・ニンジャ さん

このレビューは参考になった x 1人

本作の半分を占める長編「ダイヤモンドとジルコニア」は大正を舞台とした良家のお嬢様の転落劇とも逆転劇とも言える物語。外の世界を知りたいばかりに自分のそっくりさんである妙と入れ替わった雪緒。しかし、妙の本職は娼婦であり、雪緒は勘違いにより処女を散らせてしまいます。一方、妙は雪緒におせっかいを焼き、婚約者をその絶技で虜にしてしまいます。立場が入れ替わってしまった二人。そして、酔った勢いのまま連れ出された乱交の場で自分がいた世界の汚さを知ってしまう雪緒。そして、自分を抱いているのが父親だと気づいた時、彼女の世界は完璧に壊れてしまいます。
本作、面白いのが勘違いが事の最中で解けることですね。妙だと思って雪緒を買った男達もその正体に気づきますし、父親も自分が今、肉棒を突き入れているのが実の娘だと気付き、愕然としたまま中出ししてしまいます。(途中で肉親だと気づくシチュはなかなかないので滾ります!)
すっかりお互いの世界が入れ替わり、彼女たちは身分を偽ったまま、その後の人生を歩みます。ビターエンドです。
他にも中年教師と清廉な女子生徒の恋愛や姫プレイで男どもを騙した女子を輪姦調教、亡国の姫と敵国の将軍の恋愛などバラエティ豊かな3編が飾ります。
どれも激しいプレイとともに物語にも深みがあるのでストーリーにこだわる人には特にオススメ!

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