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「吾輩はxxである」 へのレビュー

    • ”堀博昭”先生の描く、ヒロインが記憶に残る
      表題作・第1話~第5話(最終話)と、世界観の
      異なる、短篇一本を収録した、単行本。
      印象に残る収録作品は、主人公”有馬誠一郎”
      に、どういう訳か、厳しく接してくる幼馴染
      の”大村サキ”。そんな彼女が”有馬”に抱いて
      いる感情の源泉が描いた、表題作「第2話」。
      ここで完結してしまってもよいのでは、と思
      える程、完成されたお話でした。
      読んでいて感じたのは、”堀博昭”先生の描く
      ヒロインの愛らしさ。元々、制服とか衣装の
      描き込みには定評のある”堀博昭”先生ですが、
      表題作は『パンティ』が重要な役割を占めて
      いる関係から、力の入った描き込みが、施さ
      れています。展開は、ドタバタしていますが
      ヒロインのキャラクターデザインにも気配り
      が感じられる”堀博昭”先生らしさ全開の一冊。
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