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「雨恋女の子守唄」 へのレビュー
2014年10月18日 しもつきなかの さん
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「優しい雨のひとしずくが、彼女の言の葉のひとしずくが、いつまでも、ぼくのこころの中に沁みてゆく・・・。」 この作品は、そんなイマージュを強く浮かべずにはいられない、野上菜月さんの最良作です。 +++++++++++++++ 「彼女にとっては、いつまでも、ぼくは『ぼく』のままで。ぼくにとっては、彼女は、いつまでも『彼女』のままで。」 こころ交わし合う、ふたり。 そぼ降る雨の中、静かに優しく溶け合う思い。 疲れ果てた躯体をひきひき、ようやっと辿り着く「家」の中、 優しい彼女は、ちゃんと待っていてくれる・・・。 ・・・時を超え、変わる事なく、静かなる雨の中に紡がれてゆく、優雨の情愛。 とても優しく。 とても静かに。 ゆったりと。 しっとりと。 +++++++++++++++ これ以上は、多くを語らずにおきます。 ・・・優しい雨のひとしずくが、わたしたちのこころを、いつまでも、癒してくれる。
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