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本作には「人外娘/モンスター娘」のタグが付いています。
個人的に何の注釈なく「モンスター娘」と聞くと、下半身が蛇だとか、背中に羽が生えていて尻尾があるだとか、「別の生物の一部と人体が混合した女性」をイメージします。
しかし、本作に登場する女性はいずれもそうではありません。
人間に近い見た目ばかりです。
その点において本作のヒロインは「人外娘」だらけと言えるかもしれません
狼が化けた美女、虎が化けた美女、冥府から舞い戻った美女など「人ならざる者を由来とする女性」です。

1.普段はラブラブなのに興味のない男には冷たいって理想的なツンデレ、おまけに気高い芯の強さは惚れるでホンマ。
2.パチンコ使いVS悪童ショタの白熱したバトル作画が凄い。あと、良い笑い方をする少年だ。一歩間違えたら惚れていた。
3.[作品内容]でも言及があるように収録の中では最も心揺さぶられる。西洋のサキュバスのジレンマにも通ずるものがある。
4.このまま霊能力バトル漫画が始まりそうな躍動感と設定、いや実際週刊少年漫画誌にこう言うのあったような。それが短くまとまっている。
5.若い娘バージョンも可愛いが、子を成した後の人妻バージョンも憂いがあって色っぽい。
6.化け娘の美しさに目を奪われがちだけど、本当に戦闘描写が上手くて、その方面でも大成できそうな予感を感じる。
7.お嬢様も良いけど、侍女も中々良い。なんならそっちがメインヒロインで見てみたいくらいだ。
8.竹取物語みたいに求婚する男に無理難題をふっかけるのはどこの国にもあるもんだが、これは流石に無理ゲーすぎる。
9.電話も郵便もない時代には便利と思ってしまったものの、忠義深さには頭が下がる。
10.いや、化けなくても猫はこれくらい伸びる。

とにかく3番目の「狐の掟」だけでも読んでみてください。
ハートにグサッと刺さります。