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「よこしまな江口くん 1巻」 へのレビュー
2016年07月23日 一陣の光 さん
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勢いのある、太くて濃い描線で描かれた主人公君や女性と、 コミカルタッチの軽快なストーリーとで、読み手の”頬”を 緩ませる”野澤ゆき子”先生のショートストーリー・一冊目。 印象的な収録作品は、図書館で、書棚の高い所にある本を、 不安定な踏み台を使って取ろうとする女性。その踏み台を 支える”紳士な”主人公君には、別の思惑があって・・・な 「踏み台は支えてこそ意味がある」。寡黙で紳士な主人公 君の、レディファーストかつ、ジェントルな立ち居振る舞 いと、ある意味”男の本能・本性”的部分との、確信的落差 から~緊張と緩和~を生み出し、強烈なインパクトを放ち ます。サクサク読める、軽快な読み心地が楽しめる一冊。
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