리뷰를 보고한다

感情の高揚感を”開放”という媒体にて表現する考察を、
コミカルテイストではなく、いたって真剣、かつ真面
目に展開する”かずみ義幸”先生の、表題作第一話から
第三話までが収められた、一巻目。
印象的な収録作品は、隣に住む、幼なじみでボクっ娘
な”彼女”をもつ、爽やかなルックスの主人公君。彼に
は、他の人が抱いているイメージとは異なるパーソナ
ル(本質)が・・・な「第一話・ムッツリスケベ」。主
人公君の、イメージが出来上がってゆく過程(かてい)
が楽しい、お話でした。
読んでいて印象的だったのは、主人公君自身、自分の
事を”駄目人間”と認識していますが、他者から見れば、
”助けていたり”、”かばったり”と、対外的イメージ通
りだったりするので、そのギャップが、作品の推進力
になっている、と、感じました。
”開放”が、作品を強力に牽引(けんいん)している一冊。