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「わたしの小鳥先生 2」 的鑒賞

ふんわりとした日常風景が持ち味の、表題作・二巻目。

2017年08月03日   一陣の光 先生/女士

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女の子の日常をふんわりと描く”水月とーこ”先生、
表題作6話から12話までを収めた、二巻目。
印象的な収録作品は、”松本ほたる”は、体調がす
ぐれなかった母に代わり、フレンチトーストを作
り、本人と、いとこの”小島翔”、お父さんが食し
たのですが・・・な「6話 ほたるクッキング」。
同じ学校に、通学している”松本ほたる”と勤務し
ている教師な”小島翔”が、同時に倒れることから、
二人の関係が発覚してしまう、お話でした。
読んでいて感じたのは、”松本ほたる”の、今まで、
気にも留めていなかった”小島翔”への認識に、改
めて思い至る、その展開。二人の微妙な関係性と、
日常的風景をふんわりと描いてきた作風の転換点
の様な感覚を持ちました。
本作品の終幕へと、動き出した感、のある、一冊。

* 為必填項目)

緣由*