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Rezension von "となりのバカと続く嘘" .

”悠里”と”大志”の、交換日記的な一冊。

13/08/2017   一陣の光 さん

このレビューは参考になった x 9人

Ausgewähltes Genre vom Rezensenten :

「間接背中」。この名言が、本作品を言い表し
ている様に、読んでいて感じた”あむぱか”先生、
おまけを含む表題作・全十五話を収めた作品集。
印象的な収録作品は、隣に住んでる、幼馴染の
”悠里”と”大志”。互いに大好きなのに、今一歩
のところで足踏みしている関係性。昔、”大志”
へとっさに出た言い訳が、五年たった今でも続
いていて・・・な「1話」。
読んでいて印象的だったのは、嘘でした、と白
状したい”悠里”と、なんとかして白状させよう
と、環境づくりに勤しむ”大志”が強力な推進力
を持ってストーリーを牽引してゆく点。白状し
たい、させたい、は、好きだといいたい、伝え
たいと同意語になっているので、読み手側へも、
感情移入しやすい、読み心地を構築しています。
登場人物二人の交換日記を、密やかに読んでい
るような、形容しがたい気持ちが味わえる一冊。

(*  ist ein Pflichtfeld)

Grund*