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「海咲ライラック 3」 的鑒賞

光を放っているかの様な、ヒロインの表情。

2018年03月28日   一陣の光 先生/女士

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評論選擇的類別:

素直に想いを告げるヒロインに対し、大人としての
立場と、男としての感情との、狭間に揺れる主人公
を繊細に描く”険持ちよ”先生、表題作・第19話から
第27話までを収録した、三巻目。
印象に残った収録作品は、素直に想いを伝えてくる
ヒロイン・”葉月海”への、それまで、押さえつけて
きた感情のタガが外れ・・・な第27話「昨日の事」。
普段と変わらない様子の”葉月海”に、内心、ホッと
する”井上風太”と、ある決心をする彼女が対照的な、
お話でした。
読んでいて感じたのは、自分の恋愛感情に真っ直ぐ
向き合う”葉月海”の姿。輝いて見える、その表情に
読んでいてヤラれました。障害を少しづつ乗り越え
てゆく”井上風太”と”葉月海”から目が離せない一冊。

* 為必填項目)

緣由*