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「天保桃色水滸伝 (1)」 へのレビュー
2018年06月27日 一陣の光 さん
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改めて、”八月薫”先生の絵柄と、江戸・時代劇 との、親和性の高さを実感した”粕谷秀夫”先生 シナリオ、”八月薫”先生作画の新シリーズ、一 巻目。 印象に残る収録作品は、早世した息子”健之介” が残した嫁”加津”と共に、絵師として晩年を過 ごすことを決めた主人公”杉孫六”の、”健之介” への想いを描いた、「第1話」。 読んでいて感じたのは、時代劇ならではな、浪 漫溢れる展開の妙味。瑞々しく、清楚な色香を 放つ”加津”を魅力的に描く”八月薫”先生の筆致 も、記憶に残りました。現代物では描くことの できない世界観がシッカリと堪能できる一巻目。
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