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「非接触系ラバーズ」 へのレビュー
2018年07月09日 一陣の光 さん
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それぞれ、別設定の二本で構成された 表題作に、短篇一本、前・中・後編で 構成された中篇一本が収録されている ”北河トウタ”先生の作品集。 印象に残った収録作品は、学生時代に ほのかな恋心を抱いていた女性教師の ”優木明菜(36)”が、今だに教鞭をとっ ている母校へ、新任教師として赴任し てきた”夏山将吾(26)”。『鋼鉄の処女』 と呼ばれている”明菜”に対して、恋心 を抱き続けている”将吾”・・・な中篇 「彼女とボクと彼女のあいだ」。 読んでいて感じたのは、ストーリーそ のものが持っている、繊細なテーマ性 を引き立てている、丁寧な絵柄の妙味。 ”北河トウタ”先生ならでは、なセンス の良さを濃密に堪能できる一冊でした。
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