Rapportera granskning

こういう箇所箇所のセンスが群を抜いているのが天原先生の特徴なので、そういう所も含めて読んでいて楽しい作品です。
今作では控えめ主人公たちの代わりに、大国の騎士たちを束ねるマユさんとローセ教官が登場。ローセ教官の強さも垣間見える良い……良い?お話でした。一番強そうな人がどれだけ本当に強かったのかはさておきですが、最盛期より弱くなってても圧倒するローセ教官。底知れないですねぇ。
マユさんは書類関係に強そうで理知的な印象ですが、どうやら現状については騎士として不満で、いろいろ世知辛い悩みもぶっちゃけてくれます。大国と小国、程度の差はあれど悩めるものは数多ある。ファンタジー設定で魔法とかでパパっと錬金解決等にしないあたり、世界観が素晴らしいなぁと感じます。しかし警備のナマコさんまで資金不足にあえいでいたとは…ちゃんと資金はゲットできるかな?
一コマだけでしたが訓練嫌がっていないエメラ様は基本的にアウトドアな傾向にあるので、世が世ならシルビア様の配下で武器振っていたかもしれませんね。わたしも父さまや姉さまの様に殺るー!とか言い出しそうです。ようじょたぶんつよい。