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「桃源郷は狂気を孕むか」 へのレビュー

    • 2018年02月16日
      レビュアーオススメ!
      ネタバレしたくないので此処では,なるべく包んだレビューを書き留めたいです。。
      この物語が現実に起これば有り得ないほど怖い。怖いという言葉じゃ足りないほどだと思います。parasite gardenさんのバッドエンドストーリーは本当に逃げ場がないので、ファンの方やバッドエンドで大丈夫だという方、小説と音声作品の両方触れて欲しいです。

      作品中、あるシーンでは、じわりじわりと来る怖さから時任さんに言われるが儘に自分でも声に出して言葉発してしまうほどリアルで、、
      周りの人物が登場することで更に日常に近い感じもあったと思います。
      一途な強い愛と狂ってしまっている事を自覚している時任さん、小説家故の葛藤なのか…そんな一面も垣間見え…時任さんをここまで演じきられるのは鷺沢萩さんしか居ないと思えるほどでした。parasite gardenさんのシナリオと鷺沢萩さんの演技が、狂気の愛なのに、逃げ場なく怖いのに、じわりじわりと深く惹き込ませてくれるんです。本当に凄いと感じます。

      私自身はバッドエンドの中でも何か救いがあるのではないかと考えてしまうので聴き終わってから、ふたりのこの先が狂気のままなのか、狂気を纏った中に情や愛が生まれて来るのかな、、なんて考え耽ったりしてました。

      『桃源郷は狂気を孕むか』の発売カウントダウン企画であった小説も最終章前まで読ませて頂いてから、こちらの音声作品が発売されてすぐ触れさせて頂きました。小説で思っていた事と作品を聴いている中『そういう事かぁ、、』と合点したりと深く感じるところもあり。先ほど最終章も読ませて頂いたので、また作品も聴き返して触れたいと思います◌ ͙❁˚みなさんにも是非サイトで公開されている小説も読んでさらに狂気を感じて欲しいと思います!
      ありがとうございました*.。
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