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Recensioner för DollHouse鐘ヶ江 その3

    • 閉じ込められてから時が立ち、少し声が柔らかくなった鐘ヶ江さんと、心情に変化がおきはじめた「お人形さん」。
      「お人形」になっている、というよりは心を開きつつある感じです。

      今回でいくつもの「どうして」が解き明かされます。
      どうして右目を怪我したのか。
      どうして父は海外へ、母は病院へ送られたのか。
      どうしてヒロインはドールハウスにいるのか。
      どうして彼は「憎め」というのか。

      長い月日は彼に様々な知識や認識を植え付けます。
      それらはいいわけやコンプレックスとなり、彼の心を歪ませていきます。
      年を重ねたからこそ頑なになる鐘ヶ江さんの心を、「お嬢様」は解きほぐせるんでしょうか。

      最後まで聞いて、私は“鐘ヶ江亮”という人間はとても愛情深い人間なのではないかと感じました。
      そして、とても愛に飢えている。
      愛に飢えているのに、疑い深くなってしまった彼の心は、なかなか愛を受け入れることができなくなってしまったのかな、と思うのです。
      「もうお前、素直にお嬢様にぎゅって抱きしめてもらえ。」と言いたいです。

      最後のキャストトークで癒されます。
      なかなかのギャップですな。いろいろと考えてしまっていた疲れが吹っ飛びます。kawaii。

      とても個人的な願望ですが、ifとして鐘ヶ江さんとお嬢様が結婚していた未来や、素直にお嬢様の愛を信じられるようになった鐘ヶ江さんがデレデレになっているお話など、聞いてみたいです。

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