舉報鑒賞

前々から気になっていた作品だったのですが、この度思い切って購入。
サンプルCGの繊細さ、どこか儚げな美麗さに惹かれました。
レビューも購入の参考になりました。

物語の最初から最後まで、(ギャグやドタバタはあるものの)形容しがたい切なさ・儚さが溢れていて、静かな気持ちでプレイする事が出来ました。

桜哉が本当に健気で泣けてきます。
そっと主に寄り添い、話を聞き、共に悲しみ、笑い、戸惑う。
自分は何が出来るのか、何を感じられるのか、どう思うのか。
ハッピーエンドは有りますが、ハッピーエンドの「その先」を考えてしまうと本当に切なくなります。
共に年を重ねられない未来に、二人は何を見るのでしょうか。

余談ですが、自分は最後の最後にとんでもないバッドエンドを引き当ててしまい、タイトル画面に戻った時は切なさが止まりませんでした。泣きました。ガチで。
サイトさんの方に「お勧め攻略順」があるので、不安な方はそちらを見て頂ければ。
あれは心を抉られました。それだけキャラクターに愛着が持て、素晴らしいストーリーだったという事なのですけれども。

家族との絆、愛を考えさせられる、側に居てくれる人を大事にしたくなる話でした。