舉報鑒賞

少し歪んでいるご主人の魔法使い、シーザーと「お人形」の女の子の話。あらすじはダークで大団円ともいかないし歪んだ感情もありますが、きちんと愛はある話だと思いました。

攻略対象二人にちゃんとトゥルーエンドにあたるエンドがあるのが嬉しいところ……ですが、私はパッケージの悪い顔してるシーザー様に惚れてエンド6でもすっかりやられていたので、クリア後に出るクロードのエンディングはあまり……。でもこのルートのご主人様は切ない。彼は確かに悪人だし愛する相手への愛情も歪んでいたけれど確かに根底に愛はあった。これを示す基本設定とそれの使い方が上手いです。

私としてはやっぱりタイトル的にもベストエンドはエンド6ですね。やっぱり意地が悪いけれどプレイの範囲というか、このルートでは一瞬不穏要素出ますがやっぱり一途で、意地悪さもプレイの範囲。最後キャロラインを抱きしめて眠る辺りは優しさと愛情も感じて最高に萌えでした。そして最後の終わり方もうわあシーザー様キザぁ!って思いつつも盛大に粋で萌え。

ダークではありますが、愛を感じるちょっと歪んだご主人様萌えゲーでした。安定の面白さ……。