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作品情報から中々凄い題材を取り上げられたんだなと思いました。戦時中の映像や資料などは学生の頃に少しは知り得ていましたが、ボイスドラマで触れさせて頂くのは初めてだったので、世界観に入りたく､なるべくまっさらな状態で聴きました｡
作品中の零式が擬人化されていた事もとても斬新でした。戦闘機とは言えレイ教官が心もちゃんと持っていること、そしてチームの皆もとても優しく強く支え合っていたこと。。
効果音やラジオ､音楽などのバランスも凄く聴きやすくて世界に入りやすくしてくれたと思います。
あの当時の若者たちの感情､世界の状況､日本人とは何か､人種差別など、戦争だけじゃなく色んな波乱の中に居た若者たち。
全ては欲を出した人間が戦争を始め､､まるで日本の為だと思わされた若者たちが志願し犠牲になり終わらせた戦争。
本当にそうするしかなかったのかどうなのか､それは今だに誰にも分からないかも知れないですし、それを正しかったと思い続けた人も間違いだったと思った人もいるんだろう…と改めて深く思いました。
やはりあの言葉を叫びながら突撃し亡くなっていくシーンや終盤は本当に泣きました。。
キャストトークで役者さんたちのお話を聴いてからも、もう一度聴き直しました。この役がこの役者さんで､話されてた様にこういう風に演じられたんだなぁと感じることが出来てまたオススメです。

長々と綴ってしまいましたが､､
感慨深くなれる作品を創っていただいて製作者様､役者の皆様、関係者の皆様ありがとうございました。