Report review

監禁婚というタイトルは、リズミカルな響きだと思いながらも衝撃的でした。
ヒロインは気丈な性格のようで抵抗もしますので、無理矢理されることへのリアリティは強めです。
そのため拘束されてしまいますが、暴力を振るわれるということはありません。

凍時さんは、粘着系の変態ストーカー以外の何者でもないです。
高笑いしたり声を荒げたりと、感情の起伏は激しめです。
心の底から真剣に愛している女性を、歪な愛情で一方的に手に入れようとする反面、後半のパートでは彼女に縋ったり、弱音を吐いたりと血のかよった人間らしい脆さも露わになります。

声優さんの艶のあるお声や見事な怪演で、どんどん監禁婚の世界に引き込まれました。
その後の二人がどうなったか知りたい自分としては、続編希望します。
サイト上で公開中のカウントダウンボイスやショートドラマ、声優さんのフリートークもダウンロード可能にしていただけたらと思います。