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和風伝奇物を思わせる作品世界と人外男性×人間女子の設定が好みでした。
本当に18分とは思えないくらいとても濃厚で、物語の骨組みがしっかりしていました。
冒頭では、効果音が多様されての本格派伝奇アクションさながらの戦闘シーンが繰り広げられ、八咫烏の回想では二人の出会いが語られます。
上記、どちらもBGMが組み込まれて、一層シナリオに深みが増しています。

八咫烏が雄みを漂わせつつも、ヒロインの身体の事を気遣いながら大切に、愛でるように抱いています。
お互い、両片思いに思っていたとも考えられる描写や台詞があるのもいいですね。

ヒロインは国護りの巫女という特殊な立場ですが、妖力の供給のためだけの肉体関係なのかと悩んだり、相思相愛と知った時に嬉し泣きしたり、照れ隠しのような行動をとったりする、恋する女の子らしさも見え隠れします。
個人的に大好物が凝縮されたおいしすぎる作品でしたので、公私共にパートナーになった二人の活躍、長編の続編も拝聴してみたいです。