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「征徒会~略奪の日々~」 へのレビュー
2018年01月06日 ぴんくちゃん さん
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前半では、光君、一真君、ヒロインの仲良し幼馴染・三人組の日常が、和気あいあいとえがかれています。 そして、 男子二人がヒロインの事を好きになった過去話が盛り込まれていますが、こんな事があったら、その女の子に恋してしまうだろうなと思えるようなエピソードでした。 ですが、光君がヒロインを手籠めにしたことが、一真君に露見してしまい、大人顔負けの泥沼の愛憎劇へと発展してしまいます。 光君は、父親の権力フル活用したり、心臓の弱さを盾に取ったりと、やりたい放題ですが、常識的な考えも持っている少年です。 まともな部分は母親である監禁婚ヒロインからの遺伝と教育の賜物なのでしょうが、ちゃんとした一面があるからこそ、狂気と正気の狭間で苦悩する彼の姿が痛ましく思える瞬間がありました。 トラック6では、監禁婚ヒロインを震感させ、聞き手を笑いの渦に巻き込んだ、愛すべき変態生命体・凍時さんが降臨します。 本編でも明らかになりますが、息子に助言という名のロクな入れ知恵してないです、この人。 監禁婚サイトのSSや担当絵師さんがpi○ivなどで公開されている美麗イラストを拝見すると、西条夫婦は光君をとても大切に、愛情をかけて育ててきたということが伝わってきましたので、その点は安心しました。 西条夫婦の間では、まるで契約のような約束事が交わされていたことも判明します。 究極の愛と終わらない憎しみを養分に夫婦として成り立ち、これからもその関係を続けていくのでしょうね。 凍時さんが語る、西条家の男たちが背負う宿命には戦慄しましたが、こういう一族の物語は大好きなので、もっと知りたいですし、深く掘り下げていただきたいです。 西条の血を引く男たちが伴侶となる女性を見初め、恋に狂い、一方的な愛を捧げ、子を成し、脈々とその血が継承され、一族が繁栄していった歴史を。
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