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「オメラスの神庭~弐ノ噺、鳳墨~」 へのレビュー
2018年03月27日 ぴんくちゃん さん
このレビューは参考になった x 4人
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オメラスの神庭シリーズは、第二弾も最高でした。 トラック1が二つ用意されていますが、前作未聴の方や設定を忘れてしまわれた方は、Aパートとの組み合わせがおすすめです。 双方セリフに違いもありますので、最後まで作品を満喫された後は、AとBを聴き比べてみても面白いと思います。 声優さんの男性の色気が滲み出てくるお声や魅惑のリップ音、世界観に入り浸りたくなるほど素晴らしい演技力の虜になりました。 兎の御先・鳳墨君は口調は荒々しく、淫語もバンバン使ってくるのに、照れ屋で不器用な面も覗かせてきます。 次はどんな顔を見せてくれるのかとドキドキしながらも、ウサ耳がコンプレックスなのは、可愛いと密かに思っております。 ヒロインは前作同様、汁まみれにされてしまいますが、鳳墨君の飾らない人柄(兎柄?御先柄?)に触れて、笑顔を取り戻す事もできたようです。 愛情深いところもあって、ヒロインを慰めたり励ます言葉もかけてくれますが、彼女に気持ちを伝えることのできない理由は切ないもどかしさがあります。 スパンキングでお尻を叩かれるのは、ヒロインです。 数回、効果音も使われていますが、 痛みを感じないように軽く叩いているのと、優しく撫でる事を交互に繰り替えされるので、それが痛さよりもヒロインの快楽に繋がっているようでした。 痛いのは嫌という方、根底に愛があるので、愛は外せない絶対必要という方も身構えなくても大丈夫だと思います。 物語的には前作で明かされなかった、御先達の過酷な宿命が語られます。 神庭そのものや神代・御先にも、謎や秘密がありそうな気がします。 退廃的で幻想的だけれど、どこか物悲しい異世界で、今後どのような御先に出会えるか期待は高まる一方です。
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