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「Pillowing―アイドルで在り続けるための理由―track3.アンナ」 へのレビュー

オススメ! 今宵の宴は多面性を持つアイドルと

2018年05月19日   ぴんくちゃん さん

このレビューは参考になった x 3人

サークルさんのホームページで公開中のアンナ君視点のSSを拝読して興味を持ち、購入させて頂きました。
SSはこちらの音声作品の発売前からアップされていた、序章にあたるストーリーな感じで、ご購入前にご覧頂いても大丈夫ですし、お勧めです。

アンナ君は仕事熱心で愛情表現はストレート、どす黒いけれど真剣な思いをヒロインに寄せていて、どうしても彼女を一人占めしたいという気持ちでいっぱいです。

公開プレイは見物人の複数の男性がいる中で、二人が絡み合うことになります。
ヒロインが嫌がる描写もありますし、無理矢理には違いないのですが、アンナ君の彼女の事が好きで好きでたまらない感情や愛しているから繋がりたいといった本能が強いので、酷い系ではないです。
見学者たちは声なしで、ヒロインには指一本触れてきません。
ラストにヒロインにだけ聞こえるように呟いた、本心のような謝罪の言葉と愛の囁きが印象的でした。
トラック4の自宅でのシーンは、少々変態発言が飛び出しますが、行為はノーマルな営みです。
前半部で、アンナ君が感情を爆発させる一連の台詞がお気に入りです。
最終トラック作品紹介のおもちゃの使用ですが、二人がお互いの体に道具を装着・挿入し合うという斬新な内容でした。

朗らかで人当たりの良い、王子系アイドルを演じているかのような表の顔や男も女も蠱惑してしまう裏の顔、そしてヒロインの前でしか見せない、彼女しか知らないであろう真の姿のような顔と声優さんの演じ分けが凄かったです。
アンナ君はヒロインを振り回しながらも、彼女との未来を夢見ながら、懸命に歩き続けるような生き方をしていると思いました。

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