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とある事情で同居しているカレ、食事による体重や体脂肪率から髪質、体液の味までしっかりとした管理をしているのですが、事情が事情なのでもっと仄暗い内容になるのかなと思いきや。
決して無理やりであったり自分よがりのものではなくあくまでも「彼女」への愛おしさからくるものなので、いっそすべて任せてしまいたくなるような安心感があります。

タイトル通りとにかく優しいカレが甘やかしてくれ、ヒロインとも相思相愛なので調教ものや監禁ものにありがちな振り回されるうんざり感は一切なく、優しく手を引かれるようなゆるゆるとした誘導のされ方なので愛おしい気持ちで聴くことができます。
カウント癖もゆっくりと数えていくので駆け足感はなく、むしろ次のカウントはまだなのかというわくわく感があり合間合間のセリフも邪魔になりませんでした。

淫語の量は多すぎず少なすぎず、優しい声から適度に嫌味なく放たれる淫語のギャップが興奮を掻き立て、ストーリーを甘すぎずしっかり締めてくれています。

CV:三橋渡さんの演技がとにかく自然で、セリフとセリフの間の取り方や息遣い、状況に合わせた絶妙かつ耳心地のよい演じられ方で、いい意味で演技らしさがなくキャラクターが三橋さんのお声を借りてしゃべっているようなリアルな存在感がありました。
三橋さんの演技により、ストーリーに深みが生まれカレのヒロインに対する思いであったり、同居したことによって生まれたヒロインの安心感等がより伝わる素晴らしい物となっているのではないかと思います。

ストーリーや演技、どれをとっても非常に安心感のある作品です。一回限りではなく、定期的に聴きたくなる作品ですので、視聴でいいなと思った方は是非お聴きしていただきたいなと思います。大満足です。