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「ヤンデレ幼馴染 アキト編」 へのレビュー
2017年12月25日 hamumaki さん
このレビューは参考になった x 2人
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ジャケットが綺麗で、気になっていた作品です。 キャラデザがいいのは勿論、色使いも目を惹きますね。 今作のアキト君は、世話焼きな幼馴染です。 とうとう「お母さん」とまで呼ばれてしまう始末。 ヒロイン的には悪意のない、ただの冗談だったのでしょうが、内心すごく傷ついていたのではないでしょうか。 ヒロインがラブレターに興味を持ったところから、不穏な空気が漂います。 自分は異性として意識されていなかったことを突き付けられた上に、彼女を失ってしまうかもしれない焦りで、アキト君はおかしくなっていきます。 彼がその想いの丈をぶつけてくる終盤は、胸が痛くなるほどでした。 ヒロインに執着するようになった理由も、ここで分かります。 ずっと寂しかったんだね・・・。 世話をしてくれることへの感謝はあれど、恋愛対象になるかどうかは別物だとは思うのですが、これだけ尽くしてきたのにあっさり別の男に取られてしまったら、そりゃ辛いよなー、と思います。 監禁がバレて、ヒロインの両親や警察の介入で引き離されそうになったら、どうなってしまうのか。 アキト君のその後を想像すると、ヒヤヒヤします。 そうなる前に、ヒロインがほだされてくれればいいんですが。 重箱の隅をつつくようで何なのですが、あえてこの作品の難点を挙げさせていただくとすれば、場面転換の「間」が無さすぎるのが気になります。 せっかくストーリーに引き込まれているのに、「あれ、今、場面変わった?」と引っかかってしまう感じで。 2、3秒くらい間を置いてくれたらな・・・と。 あと、声の小さいところと大きいところの差が激しいので、音量には常に注意が必要です。 最後に、「~編」となっているということは、アキト君以外のヤンデレを制作する予定があると思っていいのでしょうか? ぜひとも期待したいところです。
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