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「終末の密室」 へのレビュー
2018年03月27日 hamumaki さん
このレビューは参考になった x 19人
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発売日を指折り数えて待っていました。 別サークルの作品と比べるのはよろしくないかもしれませんが、シナリオ担当の方や中の人が同じなので、「監禁婚」をつい連想してしまいます。 あのシリーズがお好きな方なら、間違いなくハマるはず! 朝陽さんは復讐の為、ヒロインを誘拐・凌辱するのですが…情が湧いていることは明らかです。 何だかんだ理由をつけて構い倒す姿は、ツンデレのお約束「か、勘違いしないでよねっ!」そのもの。 猫耳を付けさせるのに至っては、屈辱を与えるとかじゃなくてむしろアナタの趣味でしょ、と言いたくなります。(笑) ヒロインが可愛くて仕方ない様子が伝わってきて、監禁生活は楽しそうでした。 (一瞬、「リマ症候群」という単語が脳裏をよぎりましたが、深くは考えないことにします…。) この物語の鍵となる、「知ってはいけない真実」とは何なのか。 人によってはかなりの地雷要素になってしまうので注意を呼びかけたいのですが、あまりに重大過ぎるネタバレなので、詳細は控えます。 「朝陽さんとヒロインが、好みが合うのは何故か」 「プログラミングという才能が共通するだけでなく、知識・技術力まで似通っているのは何故か」 「他人に心を許さなかった朝陽さんが、優しくなったのは何故か」 以上、三つのクエスチョンを未聴の方のためのヒントとして提示しておきます。後はお察し下さい…。 あまりにも惨い「真実」です、心して聴いてください。 「真実」を悟った朝陽さんは考えを変え、ヒロインと生きるために行動しますが、それは新たな罪を増やすものでした。 全てをもみ消すだけの権力を持たない二人にはこの先破滅しか待っていないと思われますが、せめて少しでも長く、幸せな逃亡生活が送れるように祈っています。
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