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年下の話も聴きたいと思っていたところに、この新作。
さすがDuskさん、あらゆる需要を逃さない。(笑)
やんちゃで愛らしい大和君に惹かれましたが、見た目の印象を裏切らない可愛い子でした。
ぶっきらぼうな物言いながらヒロインへの想いが溢れています。
ヤンデレというより、ただ一途なだけという気がします。

(一部情状酌量の余地があるとはいえ)4組ものカップルの強姦が起きるとは恐ろしい学園ですが、今作は完全にハッピーエンドでした。
リスナー視点では相思相愛と早い段階で気づくので安心感がありますが、西条家のようなドロドロ感を求めている人には、ちょっと物足りないかもしれません。(笑)
ヒロインが大和君を特別に思う切ない理由が明かされた時、その過去を動揺しながらも受け入れ、傍にいたいと答えるシーンは、ヒロインの言う「根は優しい子」を最も実感できるシーンです。
立場上は学生でも、大和君はもう一人前の男だと思います。父親と和解して真面目に将来設計してますし。
終盤はヒロインも結構大胆で驚きましたが、これで彼女も安心して全てを委ねることが出来るというもの。

聴き逃せないのが光君と一真君の登場シーンですね。
ヒロインを気遣う一真君が優しくて…やはり彼はシリーズの良心です。
光君も不器用ながらしっかり大和君の恋路をサポートしてますね。
大和君とのチェス勝負、光君も全力で戦う事で彼の覚悟に応えた…とは思うんですが、やはり華を持たせたのではないかという気がしてなりません。光君にも「根は優しい子」の評価をあげたいですね。
こうした旧作キャラとの交流が本当に嬉しいです。
またあの田中先生にも会えるんじゃないかとちょっと期待してしまったのはここだけの話。(笑)

一真君とはキャラが違えど、誘惑の日々のような甘酸っぱい感覚を味わえる作品でした。
本当にお勧めです。