舉報鑒賞

中世ファンタジーで聖職者×迷える子羊と、少々特殊なシチュですが、女性が騙されてHな目に遭うのは王道ですし、聴きやすいと思います。
怪しげな儀式が出てきますが、ひたすら気持ちよくされるだけで痛みや苦しみとは無縁ですし、何なら近衛さんの優しい声に、思わず眠くなるほど癒されます。笑
ただ水音が大きく、SEの有無も選べないので、人によっては気になるかも?

淫らな夢に悩むヒロインが助けを求めた神父様がヤバい人で、大変美味しく頂かれます。
ルカさんは立ち絵からして胡散臭さが漂ってますが、その第一印象で正解でした。笑
作中では猫を被っていますが、濡れたヒロインにそそられると呟いたり、我々リスナーに向けてはアレな一面を隠す気がなさげ。
悪魔を祓う大義名分でヒロインの体を弄り始め、「きゅうって引き絞られる」などと、逐一解説して辱めてきます。
「いやらしい」には、きっと誰もが「お前が言うな」とツッコミたくなるはず。笑
口内を改める名目で濃厚なキス、もそうですが、今作は前戯がやたらえっちかった印象です。

怒涛の攻めで頭働かないのを良い事に丸め込んで孕ませようとしたり、とにかく彼女への執着が凄すぎて、憑りつかれてるのは貴方では……と思っていたら、真相を知って納得しました。
(このどんでん返しに「そう来たか!」と思うか、「やっぱりか!」と思うかは人それぞれでしょうが、どちらでも新鮮な気持ちで味わって頂きたいので詳細は伏せておきます)

中盤からタメ口が混じり、妙に馴れ馴れしくなったのもそれが理由でしょうね。
根底に地獄の底より深すぎる愛があるので嫌な感じはしませんが、そこまでするかと衝撃でした。
全ては彼の掌の上……もう永久に逃げられないんだろうなあ。
現状快楽に流されてるだけのヒロインには、愛とか恋とか考える余裕はなさそうですが、普通に恋人っぽくイチャついてる2人も見てみたかった気もします。