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「ALICE with MADHATTER 狂乱のお茶会編(CV:佐和真中)」 的鑒賞

オススメ! 佐和さんの怪演に注目です

2019年02月21日   hamumaki 先生/女士

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評論選擇的類別:

本編はCDで聴かせて頂きましたが、特典音声も気になっていたので、配信有難いです。

お茶をぶっかけられてひたすら舐め回された挙句犯される話なのですが、相変わらず会話が噛み合わなくて不気味な帽子屋さんでした。
陽気な感じで喋ってたのに、不意に底冷えするような低い声でヒロインに命令して来る所にゾクッとしますね。

本編を聴いた時は、彼は散々ヒロインにいちゃもんをつけて犯していたけれど、別に彼女を愛しているとかではなく、他の女性にも同じ様にしてきたのかな……という疑惑がありました。
しかし今作では「僕のもの」と言ったり、何だかんだで彼女をここから帰す気が一切ない辺り、強い執着心を持っている事は確かですね。
彼に恋愛感情という概念があるのかは怪しいですが、少なくとも体の相性が良い事は自覚しているようですし。
フェティシズムが発揮されているのか、ヒロインの姿態を褒める時に語彙力が半端なくなるのが笑えます。
もう彼女なしではいられなくなっているんでしょうね。

もっともそれはヒロインの方も同様で、自ら彼のモノを咥えようとするシーンがあったりして、もう完全に体の方は堕とされている感じですが、心の方は果たしてどうなのか……。
帽子屋さんの事、一体どう思ってるんだろう……と、あれこれ想像しながら聴いていたら、お終いまであっという間でした。
分かりやすくイチャイチャするタイプのストーリーではないので、正直何となくとっつきにくい印象はあるものの、そんな尖った作風が今作の魅力でもあるのでしょう。

本編同様、淫語がなかなかえげつないです。
あんなに優しそうな声の佐和さんに、あえて下品な事を言わせる……その神采配には頭が下がります。(笑)
ちょっと刺激的な作品を聴いてみたい方にぴったりだと思いますので、本編とセットでお勧めしておきます。

* 為必填項目)

緣由*