KZ作品のシナリオには毎回驚かされます。もうこれを超えるのないだろうと思うのですが、新たなヤバい男が登場します。この舞台は大学のサークルの飲み会帰り。先輩に送りオオカミされるのですが、ただのヤリチンではなく、というかヤリチンではなくてヤンデレでした。愛ないと思っていたらむしろ重め一方通行、薬と拘束と静かな脅しで肉体的にも精神的にも束縛しようとしてきます。ただし大学生ということで、その束縛具合もなんだか稚拙さを漂わせていて、そこまでの恐怖感はなく楽しめました。フィクションならではのヤバい設定ですが、怖い感じは薄めなので、薬と拘束に忌避感がなければ興味本位での購入でも大丈夫です。
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