舉報鑒賞

試聴動画を見た上で購入したので、設定やあらすじも相まって「甘さメインでもシリアス強めかな?」と思ってたのですが、そんな事はなかったです。
もうとにかくでろでろに甘やかされて愛されてました。
キャラクターの義朝さんの、仕事では寡黙で淡泊なイメージで知られているのに対し、彼女の前ではとにかく優しくて包容力溢れる感じの差が良い。ギャップ萌えに弱い人間を殺しにきてます。
そして会えなかったり連絡が取れなかったりで、どうしても生じてしまう様々な不安を隠せないヒロインの人間らしさにも好感が持てました。
大変な仕事なのは分かっていても、彼の示してくれる態度と会えない時間がうまく噛みあわない、彼女の切なさが伝わってきます。
そんなヒロインの心を、義朝さんがゆっくりゆっくり時間をかけてほぐしながら、かな～り濃密に愛を伝える、という印象のお話の作品でした。

もう終始濃厚なんですけど、エッチは決して激しくはないです。むしろスロー寄りなんじゃないかな。
ですが、しているプレイは結構大胆です。
特に拘束に使っていた道具が意外でドキッとします。アレで拘束というだけでここまで背徳感凄いんですね・・・w
個人的には、終盤の彼の本音と心からの言葉に胸キュンさせられた後、最後に言葉も無くひたすらキスしながら抱き合うシーンがヤバかったです。
ほんっっっとうに、凄まじい破壊力です・・・キス音と吐息だけが響くエッチシーンってなかなか無いので。
脚本の素晴らしい構成と声優さんの技量が成せる技だなぁ、凄いなぁ・・・と感嘆しながら聴いていました。

最後にもう一つ、彼と同僚くんの掛け合いも必聴です。
1トラック目とラストトラック、それと同梱のおまけ、どれもコミカルでとっても可愛かったですw