舉報鑒賞

同シリーズは前2作とも購入しており、どちらも好きな作品であることと、声優様のお声と演技が好きなため、今作も購入させていただきました。

お話の流れとしては、久々に再開してやりとりを重ねるうちに両片想いであったことがわかり、想いが通じ合ってお付き合いをする、という王道ストーリーです。
オネエになったきっかけも作中できちんと描かれていて、設定に無理がなく聴きやすかったです。

注意書きの一文は、シリーズファンのためそれほど気にせずに購入したのですが、やはり心配は無用でした。
自分に対して自信がなく、少し卑屈になってしまうヒロインを、そんなところまで含めてまるごと包み込んで愛し、ヘアメイクと言葉で勇気付けてくれます。
ところどころで垣間見える独占欲も、とても愛されている感じがして幸せな気持ちになりました。

本番では情熱的に求められますが、無理強いされることはなく、ハプニングにかこつけてストッキングを破かれたり、少し答えるのが恥ずかしい質問をされたり、個人的に好きな要素がちりばめられていてどきどきしました。

落ち着いた優しいお声で、演技も相変わらず素晴らしく、世話焼きオネエの悠さん、据え膳に葛藤する悠さん、ヒロインにスイッチを入れられた男らしい悠さんのギャップがとてもよかったです。

最初から最後までとても大事にされ、とにかくたくさん可愛いと言ってくれるので、ストレートに愛されたい気分の方には特におすすめです。

また次回作があれば、ぜひ購入させていただきたいと思います。