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「ホワイトルシアン」 へのレビュー

人間のなり損ないたちが人間になる瞬間

2019年01月27日   サリー さん

このレビューは参考になった x 3人

前作でもどこか無機質で熱を感じさせなかった長谷部さん
彼がどうしてそうなったのか、そんな過去からこの話は始まります
強欲ですが執着しない 彼女には誠実だが極悪人
彼もまたどこか欠けた人間だったのでしょう

そんな人間のなり損ないが手に入れられる最大限の幸せを手にする、そんなエンディングのお話です
前回まで薬キメてた話とは思えないほど綺麗な終わり方でした
正直ブラックルシアン、ダーティーマザーを聞いた身からすると
「ああよかった!幸せになれてほんとによかった!」
この一言(?)につきます
もう詳細を語ろうものなら全てネタバレになりかねない感想しか出ません

そして諸事情云々あったキャスティング変更でしたがもう聞いた瞬間
「あ、長谷部だ」
となるほど見事な長谷部康孝を演じてくれた熊田乱さんには感謝しかありません
もちろん他のキャストさんあってこそのこの作品ではありますが本当に見事な長谷部でした

そしておまけのバッドエンド
桐島教官は彼女の幸せも目的も何もかも奪ってただ生かす事のみを良しとします。
彼なりの苦悩があった事すら読み取らせないような本当にいい意味で色の消えた演技でした

最後に部下の女の子がめっちゃ可愛い…
長谷部お前よくこんな部下連れ込んだな……

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