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「Call me Queen」 的鑒賞

オススメ! QUEENは男ではない。オネェである

2019年03月03日   サリー 先生/女士

このレビューは参考になった x 34人

何度も見たことも聞いたこともある声優さんなのにとりあえず感想の第一声が「お前誰だ」になってしまうのはあるいみでは仕方が無いと思います。
それほどまでにおねぇです。無理をしているわけでも、女性でも男性でもない声。QUEENはおねぇという生き物なのだ、とすんなり納得出来てしまう。これには声優さんの演技の幅には脱帽します。

ストーリー自体は純愛そのもの。とても安心して聴ける音声作品だと思います
しかして濃い。何がってQUEENの存在感が
本当にいままでたくさんのことを経験して今この時まで来たのだろうな、と感じさせる熟成されたワインのような人です
所作は丁寧、きっとヒロインにメイクを施す時は繊細なガラス細工を触れるように扱ってくれているのだろう、きっとQUEENはこの時こんな表情をしているのだろう、とささいな部分まで想像出来てしまうほどです

そして私は両思いになった途端おねぇの口から「俺」だったり男口調が飛び出すタイプのおねぇが大の苦手なのですがQUEENは一貫して文字通り徹頭徹尾おねぇ、1部のぶれなくおねぇです
非常にこだわりを感じます
BでLな受けおねぇではなく、おねぇという性別
男の身体だけれど女性以上に女性的なものを愛する存在
そんな長らく求め続けた完璧なおねぇがここにあると思います。

そして何よりエロい。レズ的にならないかおねぇ過ぎてエロくなっていないのでは無いかと心配もしましたが心配の必要もなくめちゃくちゃエロ買ったです。
恐らく恋愛慣れしていないだろうヒロインを文字通り手取り足取り腰取り導いてくれます

おねぇという存在へのこだわりがとても詰まった良作です
ぜひ買って聞いて欲しいと思います。


あと気が向いたら続編ください

* 為必填項目)

緣由*