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「復讐お兄ちゃん2【ふたりでいきていくために】」 へのレビュー
2019年07月01日 サリー さん
このレビューは参考になった x 22人
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前作を拝聴しまして続きがわりと短いスパンでリリースされたことに感謝しかありません 前作同様に、お兄ちゃんは不安定で怖がりで愛したくて大切にしたくて仕方がない素敵な可愛いなお兄ちゃんです そして同時にそんな妹に対して自分が一番痛みをわかっていて苦しさをわかっていて嫌悪する手段で妹に接してしまいます 隠す必要もありませんが暴力です DVを受けて育った子は親になった時にその行動を繰り返してしまう、と言いますが彼の場合それが最愛の妹に向きます そしてその後で自分の行動を嫌悪し後悔し涙を流すのです これを可愛いと言わずになんというのでしょう いや多分可哀想とかクズって言うんでしょうが 特筆すべきは前作を凌駕する菓子宮さんの演技のリアリティ 遠慮も躊躇もなく怒鳴り散らし、ただただ苦しそうに涙を流す姿は聞きながら恐怖による涙と同情、同調による涙を誘ってきます 作品の構成上前半が大人しいので特に際立ちます 普通に話すときですらお兄ちゃんの口調の端々には前作の負い目や妹への純粋な愛情が垣間見えているのに爆発した感情の迫力は鳥肌がたつほどでした 何よりもまるでロボットのスイッチを切り替えるように急に飽きる、冷静になる、感情がゼロになる、とそれが人間味があって全く常識からかけ離れた行動でとても良かったです 万人にはほんとに迂闊におすすめできないけれど好きな人には深く刺さる DVものやメンタルクラッシュ作品が好きな方には是非聴いて欲しい作品でした あと可哀想は可愛い!派閥の人も聞いて欲しい作品です 強いて言うなら本気で可哀想すぎて全然抜けないそんな気分にもならないっていうのがありますがまぁこの手の作品ではよくある事ですよね(笑)
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