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「密薬の処方箋 ~without a KISS~」 へのレビュー

オススメ! 流されて下さい。

2018年07月02日   ひよひよ さん

このレビューは参考になった x 27人

初レビュー、さてどこまで書ききれるか(笑)
試聴で結城先生にクラッときた方…はい、どうぞそのまま流されて下さい。ストーリー派さんにも実用派さんにもオススメできる作品ですから。
ただ「医師と患者」と聞いて、ひたすら余裕たっぷりに蹂躙されるシチュエーションを想像するのは「ちょっと待った」です。
確かに主導権はほぼ結城先生が握ってますし、ヒロインもそれに翻弄され、薄紙を一枚ずつ剥がされるように心身を暴かれていき、それに快感を覚えます。
しかし、結城先生は非常に「揺れ動く」人なのです。一見とても穏やかで聞き上手ですが、ある意味職業選択を間違ってるというか、むしろアナタが診察受けなさいというか。
詳しくは是非本編を聴いていただくとして、これはヒロインと共に、結城先生もまた救われる為の物語です。大切に、大切に聴き続けたいと思います。

そして、CVさんの演技が素晴らしい!「感情は揺れ動くけど、表面にそのまま全部は出さない」繊細で低め安定のキャラクターを、それでも時間の経過や感情の帰伏も豊かに演じていらっしゃいます。シャウトだけが強い感情を表すものじゃない、「静かな烈しさ」の存在を痛感しました。
更に、(何気ない台詞すら心地良い)声質も非常に魅力的なのですが…息遣い!これがツボです!「よくぞこれをマイクに乗せて下さった!!」と叫びたい(気持ちだけで止めときますが)。人肌の体温や匂い、微かな湿度の変化すら感じられる程のリアリティがあり、文字通り結城先生に「命」が宿っています。

行為や言い回しにも(口で…はありますが)抵抗の強い表現はほとんど無く(個人差もあるでしょうが)聴きやすいと思いますが…ただ一つ。ボリュームたっぷり+心地良く聴いていられる=寝不足にはご注意を(笑)

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