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「黒と白の物語」 へのレビュー

オススメ! ドラマCD。

2019年05月04日   はなな さん

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基本、ファンタジー脳な自分、勇者とか魔物とか魔法とか大好物。
となれば、聞くしかないでしょう。

こちらのサークルさんの作品はどれもドラマ性があり、SEがしっかりしていて、じっくり聴き込み派の自分には嬉しい限り。
こちらの作品も本当にドラマとしての完成度が素晴らしいです。
もうこれはシチュ音声ではなく、ドラマCD。

ストーリーの素晴らしさもさることながら、町中の臨場感あふれるSE、更にモブに声まで付いています。
老若男女、色々な方達がこの世界観を形作って下さいます。
しかも町人A(?)のお声にはなんと。
思わずエキストラキャストのお名前を確認してしまった。
まさかこんなところで出会うとはwww

勇者様は勇者様らしい、少しやんちゃで面倒見のいい、頼りになる素敵な勇者様です。
物語は少々コミカルに、冒険活劇ファンタジーらしく始まります。
ヒロインがパーティーに加わったのには少しばかり重い理由がありますが、基本、よくある冒険活劇物としてお話は進んでいきます。

が。
旅が進むにつれ、見えていなかった世界が見えてくる。
この世界への不信、先の見えない旅の不安、魔物たちとの戦いに疲れていく。
共に長い旅をしてきた二人がお互いを頼り、必要とし、求めるのは必然だったのでしょう。

R-18パートの勇者様は、どうやらこういった行為は初めてだったらしく、ぎこちなくて可愛らしい。
でも一生懸命にヒロインの事を愛そうと頑張る姿がほんとキュンキュン来ますwww

そしてラストに向けての衝撃の展開。
そんな展開、想像していませんでした。
現れなかった戦士と黒魔導士がそんな事になっていたとは。
勇者様が、そんな存在だったとは。
もう、色々ありすぎてキャパオーバーです。
真実は是非、聞いて確かめて頂きたい。

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