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「囁愛父-ササヤキアイフ-」 へのレビュー
2018年10月09日 はなな さん
このレビューは参考になった x 1人
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お話が分かりにくいという意味ではなく、テーマがというか。 いつもの如く、三橋さんという事で何も考えずに手を出し、後で近親相関物らしいという事に気付き恐れ戦く。 お話は体の弱いらしい娘と、それを思いやり慈しむ、科学者らしい父親との日常といった感じから始まります。 所々で呟かれる父の言葉に、時間がないという事が薄々感じられる。 そしてもう、本当に時間がないとなった時に、突然明かされる真実。 聞き手によって、これが近親相関か否かの意見は分かれると思います。 自分にとっては間違いなく前者。 正直、きつかった。 ただ、そんな事最終的には忘れてしまいそうになる程、切なく悲しい物語。 緩やかに壊れていってしまう(自分にはそう感じた)父、アストルが切なくて辛くて、気が付けば歯を食い縛って聞いていました(苦笑) 正直、救いようなのない、未来に繋がらない終わり方。 けれど自分が苦手とするメリバやバッドエンドのモヤモヤした嫌な思いは残りませんでした。 ストーリーが切なく辛くはあってもどこか優しい事、アストル自身が自分は幸せだときっと本当に信じている事、そのアストルを演じる三橋さんのお芝居が、こういったキャラによくある、暗鬱とした病んだものではなく、最後まで優しい穏やかなものであった為だと思われます。 何を幸せと思うか、何を真実と取るか、何が一番大事なのか、それは人それぞれです。 自分はきっと、アストルの考えを理解できない一人だと思いますが、それでも彼を否定も出来ないと思います。 ……ほんと、難しいお話です。 とは言え、安心安全の三橋ボイス。 バイノーラルをここまで自在に操れる声優さんは他に知りません。 おまけの耳舐め音声を何の覚悟もなく聞いた時は『待って!ちょっと待って、三橋さん!』と叫んでイヤフォンを外して投げてしまいましたwww
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