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切ない。
とにかく切ないです……。

3日間と決まった時間、しかも夜の間だけの逢瀬、はじめは契約で仕方なくだったであろうヒロインも、最後にはきっと離れがたくなっただろうな、と妄想が膨らむ。
悪戯した友人たちではなく、止めようとしたヒロインを選んだこと、ヒロインの体を労わるような優しさ。
きっとあでしろ様は最初からヒロインが欲しかったんじゃないだろうか……と深読み。

サークル夜市さんと椎名さんの信者である自分はそれだけでサンプルも聞かずに購入www
夜市さんの作品で外れに出会ったことはない、寧ろ当たりしか知らないので1秒も悩むことなく。
案の定、幻想的で美しくも不可思議な世界観、甘く切ないお話、椎名さんの優しく穏やかな、けれど妖艶なボイス。
外れのはずがない。

相変わらずの椎名さんボイスに骨抜きにされます。
妖怪なのに、望んでの事ではないはずなのに。
上品なのに、心も体も絡めとるようなあの声で囁かれてはもう、抵抗なんてできようはずもないですって。

あでしろ様が分裂される場面では、両耳に椎名さんボイスとか、ある意味これは拷問ではないのか!! というくらいのゾクゾクとふにゃふにゃで無事、死にかけました。

あでしろ様の髪を梳いてくれた方が誰なのか、どんな話がそこにあるのか。
3日間の契約の最後の時の、あでしろ様の含みのある言葉。
椎名さんのシナリオはいつも、裏を読みたくなる、妄想を掻き立てる、続きを期待させるものだと思います。

本当にサークル夜市さんと椎名さんには一生ついていきたいですwww