試聴の段階で「シチュ作品で聴きたかったAKITOさんのお声のトーンにはもっと雄みがほしかったな」と思い、ずっと購入を見送っていたのですが、いざ購入してみたら逆にその可愛らしいお声がお人形役ととてもマッチされていて、私の心配は取り越し苦労でした。
どこまでも優しく甘く、初心な令嬢であるヒロインに手ほどきをしていく過程が丁寧に描かれています。
こちらのレーベルさんからリリースされるDL専売作品は過激なタイトルのものが多いためか、この作品はそれらに埋もれてしまっている感があります。
魂を持った人形が動き出すというファンタジー色の濃い設定の話ですが、この作品は初心者でも聴きやすいと思います。
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