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「ブラン・カッツェ~枯れた白~Jeu de poupée」 へのレビュー

オススメ! 躾と言う名の淫らな調教

2018年12月01日   soura さん

このレビューは参考になった x 4人

発表されてからずっと楽しみにしてました。
茶介様出演作であり、前作が良かったのもあり此方も即購入。6時間超えの長編作で時間が許す時に浸ってます。

冒頭に[軍人・キリシマ]が描写され、世界観と中佐としての彼を窺い知れ、また他者に見せる顔との違いも感じれます。

再会シーンでは、個人的に好きでよく聴くドビュッシーの曲が二人だけの空間へと一気に引き込んでくれて、穏やかで微笑ましいティータイムからの濃密な二人の時間へと流れるのが良い!
(彼の思考の中で<御使い>の詳細が深く語られ世界を広げてます。)

甘めの耳舐めから始まり、鏡の前での躾…小休止からの中イキ出来る様になる為の躾…中イキを覚えてからの激しい情交、お風呂に入ってからの浴室での躾…

枷の痕を~では現在の彼の心情が語られ、夢喰いでは彼女がが彼の悪夢を見る事で彼の抱える過去が…
勝手に自分の悪夢を見た罰として更に激しくされる躾…と場面が変わる毎により激しい調教にドキドキが止まりませんでした。

彼女の無償の自己犠牲愛に、彼自身が上手く言い表せない気持ちを優しめの快楽行為で伝えてくれます。

彼の当初の目的は彼女の力を手にすべく自分に溺れされる事で、躾と称し行われる調教や淫らな情交は一見冷たさを覚えますが、終始彼の態度や言葉にちゃんと愛情を感じられ、互いに求め心許し必要とする迄の関係になっているのかなと…

言葉だけでは図れない彼の心情を茶介様の耳心地の良い声と世界観へ引き込む演技力が、声色で素晴らしく表現してくれてます。良い声での言葉攻めと甘い吐息とリップ音は、最後までずっとドキドキです。

夢喰いの件で深く心寄せ合えた様に感じたので、あずまやでの時間も聴いてみたくなりました。

今作もシナリオ・イラスト・音源、そして長編作であるのに手に取り易い価格と皆大満足でした!
素敵で良き時間を頂ける作品を有難うございました!

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