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主人公好みの食べ物を完璧に把握して行きつけの店のオーナーにレシピを教えてもらい、1作目からどう考えても努力の方向性が間違えている山崎さん。
仲の良かった男性に対して嫉妬剥き出しで、触られた回数もカウントしてたりと相変わらずストーカー具合がすごいです。
周囲の男性を本気で殺す気満々ですが、「友達の手を切り落としたらお前が悲しむ」と主人公第一に考えて殺さなかったりと大事にされている感がよかったです。

服を着たままで感じるところを探してねっとり愛撫する時の囁き声は焦らし系が好きな人におすすめです。
後ろを舐めたあと「お前は気にするだろうから歯磨きうがいをする」と言いつつ、結局ガマンできず本番突入して「キスしたいけど嫌われたくない」と監禁しておきながらそんなことを言っちゃうギャップが可愛いと思いました。でもキス音がなかったのはちょっと寂しかったり・・・。

好意を利用して彼を転がそうとしても勝てません。彼を殺したところで部屋から出られないし今作は首輪も付けられて脱出は絶望的。
ハンガーストライキを起こしても一緒に朽ちることも厭わないとさらっと言えるし一緒に死ぬことを望むような発言をしたり、この男に弱点はあるのかというぐらい攻めどころが分からない狂い具合です。
大人の余裕のあるフランクな喋り方ですが、主人公に対する一方的な愛と垣間見える異常な執着。
完結編でふたりはどうなってしまうのか楽しみです。