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「Club UnderGround-Rouge-」 へのレビュー

オススメ! 一夜の夢では終わらない、夜を重ねて生まれた愛の行方

2019年07月08日   匿名を希望 さん

このレビューは参考になった x 8人

執事に勧められて足を踏み入れたClub UnderGround -Rouge-。そこでヒロインはタイプの違う2人の男性と出会う。穏やかで優しいがどことなく影のあるアンタレスと、ぶっきらぼうで野生的だがどこか諦めの境地にいるカノープス。ヒロインはどちらかを選び、一夜をともにするところからお話は始まります。

前半は前後のシーンはありますが、情事の描写はありません。中盤、切なくて胸が苦しくなるシーンがあります。それを経た後半は、ヒロインとお相手が結ばれるアダルトシーンです。

作品説明を見てもわかりますが、本編はもちろん、イメージSSも丁寧に描かれていて、内容はボリュームがたっぷりです。丁寧な描写がされているので、詳細な情景が浮かぶ感じがしました。個人的には、ミニシアター系の映画を見ているかのような味わいがありました。

トラックのタイトルや話の流れ、一部のセリフは同じなのに、選んだ男性によって、見える景色は違います。トラックもアンタレス編とカノープス編に分かれているのですが、聴く順番については、自分の気分によって選べたり、トラック順通りにしてみたり、自由に選べます。アンタレスとカノープスの友情は、カノープスの罪によって結ばれた絆なので、カノープスの独白を先に聴くためにカノープス編から、という選び方もできます。

作品をより堪能するために、サークルさんの聴き方指南の通り、数日にわけて聴きました。プロローグからすでにドキドキしていましたが、就寝前に聴いて、起床すると、今すぐにでも会いたいと思ってしまって、作品の世界観に入り込んでしまいました。

息フー付きの耳舐め、多めの囁き、たくさんのキスを全面に推し出したオムニバスということで、どちらの男性も甘く激しく色っぽく攻めてくれます。催眠作品のようなセリフ回しも相まって、聴いていると、昇りつめて癒されます。

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